<ごあいさつ>
着物に携わった長い期間に、様々なきものや帯と巡り会いました。そこには日本の伝統文化を守り続けてきた先人達の想いが溢れていて、それを継承してきた匠達の技が織り込まれています。その誇りある日本のきもの文化を、私達先達が伝承していく役目を担っていると考えています。
浴衣から花嫁までの本格手結び着付け、アンティークなどを用いた自由な創作着付け、式場や撮影でのプロの着付けなど、これまで習得した知識や技術 の全てを皆様にお伝えできたら大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願い致します。
赤平 幸枝 (あかひら ゆきえ)
和装研究家(Kimono Consultant)
65年以上の歴史をもつ器具を使わない手結び着付け専門校「日本文化きもの学院」にて、初代学院長より直接指導を受ける。以後、35年以上に亘り手結び着付けの指導を行い、その間に時代衣裳や婚礼、撮影用の着付けを習得する。
「日本文化きもの学院」副学院長に就任後、2017年に和装研究家として独立。
現在は「八雲きもの教室」を主宰し、分かりやすく丁寧な着付けを指導。
そのほか、企業や大使館、ブライダル関係のイベントや撮影、外国人旅行者など、多方面での着付け、きものレッスンやスタイリングを手掛けている。また、『家庭画報』の文化カルチャー、セブン アカデミーにて定期講座を担当している。
著書
2023年【着物の教科書 初めてでも自分でできる 着物の着付けと帯結び】
2017年【新版 きものの着付けと帯結び】
2011年【決定版 きものの着付けと帯結び】(赤平清泉名)
他に、数多くのきものの本の、着付け監修に携わっている。
いずれも(株)世界文化社より刊行